Q:たびたびブレーカーが落ちるのですが。
A:配線用ブレーカーは過電流による危険を防止するために設置されています。配線用ブレーカーが落ちるのは、電気の使用量がブレーカーの定格を超えたためで、 同時に使う電気機器を減らすことで解決できます。しかし、電気機器の使用数が少ないのに、配線用ブレーカーがたびたび落ちる場合は、電気機器の故障などの危険も考えられますので、当社にご相談ください。
Q:エアコンや電子レンジには専用のコンセントが必要なのでしょうか?
A:消費電力の多い電気器具は専用コンセントの使用をおすすめします。
電子レンジやエアコンのスイッチを入れたとたんにブレーカが落ちた、という経験のある方も少なくないでしょう。最近では、他にも衣類乾燥機やIHクッキングヒータなど、消費電力1,000ワット以上の家電製品が増え、コンセントや配線も今までのまま、というわけにはいかなくなります。
ひとつのコンセントから使える電気は15アンペアまでです。消費電力の大きな器具を他の電気器具と一緒に使うと、分電盤の配線用遮断機(安全ブレーカ)が切れやすくなります。それだけでなく、照明のちらつきやオーディオ機器への雑音混入などの障害が起こったり、さらには配線の発熱から火災が発生したりということも考えられます。こうした傷害や危険を防ぐには、専用のコンセントや専用回路が必要です。
Q:どのくらいの容量(kW)があれば、一般家庭(4人家族)の電気をまかなえる?
A:生活形態により大きく異なるため一概にいえませんが、一般家庭が使用する平均年間消費電力量は約5,500kWh※とされていますので、5kW相当の太陽電池を設置すれば、ほぼまかなうことが可能です。
※:(財)省エネルギーセンターHPデータ 総合エネルギー統計 平成15年度版)